飼育日誌 [

15.6.1〜15.9.15

 松観昭和 錦鯉のページ

15.6.1 突然死  外出から帰ってきたら松観昭和明け2才が浮いていた。
鰓蓋を開けて見ても異常は見当たらない。昨日から台風の余波で雨模様、餌もやっていない状況での
死は原因がわからない。思い当る事と言えば産卵した不用卵を食べさせた事・わきしみず10型が異常に
洗浄したのでいつもより水道水が沢山入った事くらいだ。
水温20℃は消化不良を起こすような低温ともいえないので跳ねた時の打ち所が悪かったのだろうか。
それならば他の鯉は病気ではないので安全と考えられる。

新着情報

15.6.13 わきしみず10型1機が洗浄間隔が1時間おきになって故障した。埼玉の村田さんに修理を
依頼。炉材攪拌シャフトの磨耗から水漏れが起きて攪拌ベルトが廻らなくなり炉材の圧力が解消出きない
状態で、攪拌機の交換が必要とのこと。費用は部品代5万、工事費1万、合計6万はかかる見込み。

15.6.24 わきしみずも順調に稼動しているので水も綺麗だ。餌はビタゴールド貴鱗10Kgのうち9kgを
与えあと一週間で使い切る。次は色揚げのチャンピオン12kgか東山レッド15kgの準備が出来ている。

15.6.15 わきしみずの修理が完了し予算通りの金額でOK

15.6.27 昨夜の大雨で水温は21℃まで下がっている。鯉はボケ〜として水面に浮いていて、餌など欲しく
ない状態だ。急激に水温が下がって昨日食べた餌を消化しきれていないのだろう。こんな時は餌止めに限る。
餌をやれば食べるだろうが結果は良くないと思う。1日抜いても死ぬわけではないから放って置くことにした。

15.6.28 水温計が狂ってしまったのだろうか、21.1℃とはあまりにも低い水温だ。鯉は一向に餌を欲し
がらないが昼に半分の量を与えてみたところ鯉の反応は1分間くらい浮いてこなかったが何とか食べて
くれた。無理やり食べさせてみたが今日はこの1回いつもの1/6の量でやめる。

15.6.30 ここ2日間の高気温で水温が25℃になった。餌もビタMゴールド貴鱗10kgが終わった。
次の餌は東山レッド15kg。Lサイズにしてはかなり小さな粒で、色揚げ効果が大きいという評判なので使うの
は初めてだが餌の食いつきはよさそうだ。

15.7.4 水温22℃、低温が続いて鯉も調子を落としている。あけ2才3匹が充血していわゆる感染症と
おなじ状態になった。4日前から餌を東山レッド色揚げ用に切り替わったのが原因のひとつかもしれない。
色揚げは消化が良くないと言われている。とりあえず餌止めと塩17kgおよそ2.5%を入れて様子を見る事
にした。

15.7.5 明け2才の充血がほとんど治まった。しかし、まだ元気が無い状態で餌は2〜3日様子を見てから
再開する予定。濾過は完璧に近い状態なので充血の原因ははっきりしないが、餌が変わって水温が低い時に
起こす消化不良だったと思っている。幸い大事に至らなかったが餌やりには注意しよう。

15.7.9 今朝もまだ餌を欲しがる仕種が見られない。水温23℃、今年は水温の上りが遅いので無理に餌
をやる事は良くないとおもうので、欲しがるまで餌切りを続ける。

15.7.12 水温25℃、久しぶりに25℃を記録した。鯉は相変わらず餌を欲しがっていない。越冬用の餌を
一握り投げ入れてみたがしばらくは浮いて来ない。まだ体調が良くないのだろうか、全部の鯉が少し痩せた
ように思えるのも気のせいであろうか。
水は池の消毒をしたためか、藻が全く生えていない所に又塩を使ったので藻の生える暇がないため透通って
いるがテリの無い水になっている。粉末リフレッシュを入れると藻の生え方が良いらしいので使う事にした。

15.7.17 塩抜き。鯉の調子が悪いとき、塩に頼ってしまう悪い癖が有る。今日は6トン池の1/3およそ2トン
の水を捨てて水道水を2時間ほど入れて塩分を希釈した。
水道水の場合は、カルキに注意しなければならないが1/3が限界と勝手に思っている。今までにカルキの事故
を起こした事は無いが夏場は刈る木の含有量が増えると聞いた事があるので考慮する必要あり。注水口に
ジョウロの口を取り付けて50cmの高さから散水している。
又、水温を下げないためにも長時間をかけて入れるようにしている。 「塩分濃度計」が欲しい。

15.7.19 水1トンほど抜いて新水を注入する。
松戸さんと杉浦さんのご意見では急激に塩分濃度を下げると水圧の変化で目が出てしまう事が有るので
徐々に引き下げることが望ましい、と助言を戴いたので1/6を交換した。
鯉は急に餌を欲しがるしぐさを見せていたので半カップの量を2回/日与えた。状態が前に戻った感じで安心。

15.7.23 水温22℃、塩抜きが進んで鯉は絶好調のようだ。餌はビタMゴールド貴鱗、1回に200ccカップ
1杯を今日は5回与えた。食後2時間で餌が欲しいと餌くれダンス、それ以上に暴動を起こしているので鎮める
為に餌をやってしまった。鯉の調子が良いので餌を沢山やっても良い時期だが、水温25℃以上になってから
やる事に決めている。

15.7.26 鈴村さんの池に自動給餌器を取り付けた。
しばらくは鯉の面倒を見られないので今は使っていない給餌器を取り出して取り付け、オーバーフローから
餌が流れ出ないようにエアーの壁を作った。
給餌器のメンテは杉浦さんが3日おきにやる事を引き受けてもらい餌のチャンピオン12kgを届けておいた。
池はアオコが発生して全く見えない状態、毎年2回はアオコが発生しそのつど殺菌灯のお世話になっている。
わが家の池も今年はアオコが一度発生し殺菌灯のお世話になったが、その後は出ていない。

15.7.29 池の水温22℃は餌を控えめにやらなくてはならない温度だ。
餌食いは投入した途端に鯉の上に乗り上げて食べる鯉も居るくらいで浮き餌を外に弾き飛ばす事も度々起き
ている。
こんな時にメス鯉が腹を押されて卵を放出しないかを心配する。水温22度は産卵に適した水温で
万一、卵を出す鯉がいると乱交パーテ―が始まって収集が付かなくなるし、後始末が大変だから。

15.8.5 気温が30度を超えて水温も29℃になった。5日前は22℃で有ったからいかに急激に上ったか、
鯉も体調を崩すのだろう、一昨日は餌を半分(2カップ400cc)ほどしか食べなかったが今日は状態が戻って
きて5カップ1000ccを食べてもまだ食べたい様子。
高水温の時に餌を沢山やっている時はエアーレーションを十分に入れること。

15.8.7 水温28℃、餌は東山レッド色揚げ用。
紅白2匹の顔が黄色くなって来た。その他の紅白、三毛、昭和などは変わりない。
色揚げ飼料は緋の色を濃くするために使うのだが白地にまで影響するのは逆効果だ。鯉の質によって色揚げ
飼料が合わないのだろうか、現に他の紅白、三毛、昭和など白地に影響は無い。東山レッドは色揚げ飼料の
中では一番安い飼料なのでそこらあたりに問題が有るのだろうか。

15.8.9 今日は台風の影響で11時頃から猛烈な風雨で外に出られず、鯉の餌も朝にやっただけ。池の
水は少し濁りが出ているようだが鯉の調子は頗る良い状態だ。1回あたり300ccの浮き餌を3回/日やって
いるが10分で食べきる。
40cmクラスの鯉が多いので餌は少なめだが、60cmクラスの鯉にとっては足りないのかも知れない。大きな
鯉はゆっくりと食べて腹一杯になるまでに小さな鯉が素早く食べ尽くすから、餌を400ccに増やしてみる。

15.8.10 台風は新潟県を通過したが千葉県も猛烈な風が吹き荒れて、鉢植えのりんご、さくらんぼ、葡萄
などが倒された。リンゴは2個しか実が付いていないのに1個が落ちてしまった。ぶどうの袋が破れて再度袋
掛けをやるはめに。といっても5袋だから大したことではない。
池の南側にキュウイ棚があるので風を防ぐ役割を果たしてくれたので鯉は何の影響も無く今日から400ccの
餌をやったが20分くらいで3回とも食べ尽くした。水の状態を見ながら暫くは400ccを与えてゆく。

15.8.11 水温29℃、かなり上昇したが餌食いは頗る良好だ。給餌から3時間もすると餌を欲しがって泳ぎが
早くなるし、壁を突っついて音を立てて吸っている。朝400cc(2カップ)昼400cc、夕600cc(3カップ)
夕(15時30分)600ccをやって、多すぎたかな〜と見ていたら30分も掛からずに食べ尽くした。
明け2才鯉は細身なので太らせようと、ついつい餌を沢山食べさせたくなってしまう。エアーストーンも30個
ほど入っているので酸欠は無いし夏だからできること。

15.8.13 昨日、今日と2日間、松戸花屋さんの手伝いで朝夕2回の給餌となった。600ccずつやっている
ので水が少し濁っているように見える。私の池はいつも薄濁り状態なので見慣れているが、やはり、澄んだ
池がよいと思っている。
餌によっては粉が付着していて、池に撒いたときに濁りが出る事がある。粉を食べる訳でもないし、鯉を餌の
近くに呼び寄せる効果が有るのだろうが必要無いこと。ふるいに掛けて粉を取り除いた餌を撒く方が水の濁り
を少しでも防ぐ事が出来るのではないだろうか。手間だがやってみる価値はありそうだ。

15.8.14 1日中雨降りで最高気温20℃、水温24度に下がって寒い日であった。
明日も低温予想なので餌を控えるところだがあまりにも欲しがるので与えてしまった。消化不良を起こす危険
性を考えると少なめに与えるなどの配慮が必要だったと反省している。
 昨日から水漏れがあるようで一日に1トン位減少しているが雨で点検も出来ず困ったものだ。

15.8.16 雨の中、水漏れ箇所を見て廻ったところ、わきしみずの排水弁にゴミがつかえて弁が完全に閉ま
らない状態であった。吸い込み口のストレナーの穴が大き過ぎるためにゴミを吸い込んでしまうらしい。
弁を指で2〜3回押して排水と一緒にゴミを流して完了。

15.8.18 今日は鈴村さんの池に設置した自動給餌器のメモリー変更に出かけた。
気温も高くなる予想で放出タイムを1日4分間を4回放出するようにセットしたので今までより2倍以上になった。

杉浦さんは天候不順からひかりジャンボが余る計算、余りを引き受ける約束をしていたので6kgを譲り受けた。
杉浦さんは今までに15kgほど食べさせたが、やはり冷夏のために給餌量が少なく鯉の成長も例年より劣ると
思われる、と話していた。

15.8.22 水温27.2℃、昨日からひかりジャンボを与えているが、今日は餌食いが悪い。食べ過ぎ?
ジャンボには「さなぎ」が入っているので酸化していたら食当りが恐い。
急激な水温上昇も餌食いに影響しているのかも知れないが、元気が出るまで様子を見る事にした。

15.8.24 昨日から気温が30℃を超えて水温も30.7℃になっている。昨日は結婚式に出席の為、朝の
餌やりだけで観察できなかったが水温が高くなると餌食いも悪くなる傾向にあるので丁度良かったのかも
知れない。
今朝の餌食いは昨日抜いてあった分、食いつきも良く高温の影響は出ていないようだ。

15.8.27 昨夜の雨が大量に入って水温27℃、餌を欲しがらないのは、酸性雨の影響だろうか。
食べ残し餌を掬い取って稚魚に与える。柔かくなっているのでいつの間にか稚魚が食べてしまっている。
稚魚に廻すのが良いのか、悪いのか、判らないが稚魚の餌は常に食べられるように入れておくので丁度
良い餌になる。

15.9.1 水温24.7℃、餌くは相変わらず良くない。200ccの東山レッドを1時間掛けてやっと食べ尽くした。
今日はこれ以上餌をやっても無駄になるだろうからやらないことにした。
今年ほど餌食いが悪い年は珍しいのではないだろうか。当然のことだが成長も遅れる、伸び盛りの2才を見ても
成長している様には見えない鯉が多い。果たして2才で50cmオーバーの鯉が何匹出るだろうか、9月の気温が高めに推移する事を願わずにはいられない。

15.9.2 水温24.9℃、今日も餌を欲しがっていない。ひかりジャンボを一掴みほど撒いてみたが直ぐには
寄って来ない。今日は出掛けるので餌はこれきりだ。
水は糞が出ない分汚れていないし、わきしみずは洗浄しないので新水も入らない。明日は新水を1トンほど
入換えて様子を見るつもり。

15.9.3 水温27℃、新水を入れてひかりジャンボを一掴みほど撒いてみたところゆっくりと食べた。
昼頃の気温34℃、暑くて昼の餌は中止、15時ころ200ccほど撒いてみたらよく食べてくれた。もっと食べそうな
様子だが急に沢山食べさせるのも良くないかな、と思って今日はやらないことにした。
明日の朝に餌食いが良くなっているならば、新水が不足していた事になる。

15.9.7 あさの水温は26℃有るが相変わらず餌食いが悪い。餌は朝夕ひかりジャンボ200ccをやっと
食べる状態だ。新水を入れてもあまり変わらないのでわきしみず2基の排水分を入れるだけにした。
買った餌を食べ尽くすまでは換えるつもりも無い。ひかりジャンボ2kgを松戸さんに譲ったので東山レッド
色揚げ用が残り2kgほどで終わる。後は消化のよいビタMゴールド貴鱗にする予定。

15.9.9 千葉県錦鯉振興会主催、秋の競売会が14日(日)に谷養魚場で開催される。
池の駄鯉を放出する絶好のチャンス到来である。以前は水の綺麗な川を探しては放流していたが、新しい
飼主が現れてくれるので心おきなく放出できるので助かる。
わが家の池の定員は20匹と定め、当歳(明け2才の春)は除外しているのが2才の秋は算入して、定員
オーバーになるため放出される鯉が出てくる。
新しい飼主に喜ばれるような、丈夫で長持ち、病気や怪我の無い鯉を出品したい。月曜から餌を止めている。

15.9.12 餌食いの悪さは私の所だけではないようで、コイモールさんのBBSにも餌食いの事が投稿され
苦労されている様子。月曜から競売会出品の為、5日間も餌を止めているが一向に欲しがる様子を見せない。
水温27℃では餌食いが落ちる温度ではないと思うが腹がすいていないのだろうか、強情な鯉たちである。
競売会に出品するため、明日の夕刻に袋詰めを行なうが、3月の時と気温条件が全く違うので酸素不足に
なるような気がする。特に60cmクラスでは競売開始(明後日12時)まで酸素が持つのか、気温予想29℃
では酸素が持たないのではないかと心配である。搬入時刻との兼合いで前日中に準備しなければ間にあわ
ない事情があり、念の為酸素ボンベを持って行く方が無難であろう。

15.9.14 連日30℃を越える暑さで競売会出品を断念する事に。
袋詰めした鯉が30℃の気温のなかで、しかも炎天下に4〜5時間もさらされる事を思うと可哀想で出品を見合
わせることにした。鯉が競売に掛けられるまでの間、水に浮かべられているのなら水温以上に温度が上がら
ないと思うが、競売施設が無くてアスファルトにシートを敷く(今年3月)だけの場所では鯉の負担が大きく生死
にかかわる問題だ。
主催者側も対策を考えていると思うが、来年3月に開催を期待して今回の競売会は不参加となりました。

15.9.15 競売会出品を取りやめてから初めて餌(ひかりジャンボ200cc)をやってみたところ、少し間を
おいて食べ始めた。一週間も食べていない割にはくつきが良くないが今日のところは2回の給餌に抑えた。
水温27℃でジャンボの残り2日分、その先は東山レッド2kgが残っている。九月になっても気温が高くて
色揚用飼料も使いきれる見通しだ。

飼育日誌Zへ
飼育日誌\へ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送