飼育日誌Y

15.3.16〜15.4.25

 松観昭和 錦鯉のページ

 千葉県錦鯉競売会 恋鯉さんに逢って競売を楽しみました。

15.3.16 成田市の谷養魚場において競売会が
10時から行われた。
開始前にお弁当が配られて腹こしらえをしてから
競売に臨む。

手前の列が私の出品鯉
一般では2番目に搬入した
セリに掛かる順位が早いので
落札価格に良い結果が出て
いるように思う。

締め切り間近のBコース
このほかにAコースの鯉も
いるので最後には買い疲れ
てしまう。

セリが始まる目は余裕の表情を見せている

いざ、鯉がセリにのぼると

覗き込んで
     取り囲んで、、、

セリ台の川崎さんも

熱が入って真夏のスタイル

チャイニングさんのプール
イギリス?アメリカ?
この方が日本に買い付けに
来る時にあわせて競売会が
行われる。
大きな鯉の買いっぷリがいい
私の出品鯉2匹をお買い上げ
頂きました。

新着情報

恋鯉さんにお会い出来て良かった。競売会は初めて経験されたようでしたが如何でしたか?五色を二人とも
一匹ずつセリ落しましたが私は1100円の安い鯉、、恋鯉さんは度胸よろしく4倍以上の鯉をゲットされました。

1100円で落札した五色およそ10cmの小さな鯉

確めてはいないが、生産者は千葉県の青柳養魚場
いつも小さくて綺麗な鯉を出品する狙い目の業者。

競売会の鯉は水槽飼育へ移行

15.3.21 池の鯉は現在14匹、水も澄んでよく見える。ここ2〜3日暖かい日が続いて水温12.5℃に
上昇している。しかし、明日の最高気温6℃と極端に低い予想が出ている。
鯉たちは人影を見ると餌をねだって近ずいてくるが餌やりはまだ早い。
例年、水温20℃をめざして我慢していたが鳥取錦鯉センターの越冬用飼料5kgを確保してあるので18℃
から腹つくりに与えはじめる予定だ。


15.3.24 最高気温19℃、4月中旬の陽気で鯉は壁の藻を盛んに突っついている。しかし、この気温が続く
訳ではないので惑わされて餌をやったりしてはいけない。
鯉が消化不良を起こすと内蔵を悪くして背こけの原因となリ回復は難しくなる。

15.3.26 暖かい日が続いて水温15℃、昨日の雨で水が少し変わっている。濾過不足の時にアオコ発生
の前兆のようだが、まだ餌を与えていないので濾過不足は考えられない。急激に水温が上ると色々なバクテ
リアが発生増殖して水の変調をきたすのだろう。とりあえず、バイオファクターVLを入れて様子を見る事に。

15.4.1 水温16℃、水の変調は治まらない。餌をやっていないのだが薄緑色になってきたのは水温が
上ってアオコの活動が始まったのだろう。

今日は1トン用プラスチック水槽を松戸さんから借りてきてガレージに置いて500Lの水を張った。
エアーレーションだけで14匹の鯉を1週間位入れておき、その間に池の殺菌消毒を実行する。。
消毒の目的は穴あき病と白点虫の根絶である。薬品はオーヤラックス(カルキ)・ホルマリン・過マンガン酸
マラカイト・グリーンが有るので全部使ってみよう。

15.4.2 1トン水槽に700Lの水を張ったところ。

池を殺菌消毒する為、鯉を14匹移動させておく場所
エアーレーションだけで1週間ほど入れておき、消毒が
済んだら池に戻す。

飛び出し防止にネットを考えているが生憎の雨降りで
作業は明日に持ち越し。

15.4.3 鯉を移動して過マンガン酸200gを入れた
ところ、紫色の水に変わった。
塩が入っているが、過マンガン酸との相性は差支え
なし、との情報を得て通常の5倍の量を入れた。

紫色の池は死の池
エアーと濾過機を廻しているが生き物は全く入って
いない。
タモと丸桶、吹流しを消毒の為沈めている。

15.4.4 日曜日に池に戻す事に。杉浦さんに手伝って貰い、14匹全部に予防注射をして放つ事になった。
逆算して4日水の入換え、5日カルキ抜きの為エアーを噴かす、6日鯉を放つ。
急遽、13時に排水開始。その間に3槽の濾過槽を掃除したが、ロール濾材30本をこすって水洗いに2時間を
要した。さらに沈殿槽に入ってパイプの調整と底水排水に1時間。午後4時から水道水を注水開始して9時には
満水になるだろう。実に5時間になる。水質調整剤バイオファクターを300g投入済み。

15.4.6 昨日と打って変わって晴天、池の水温12℃。水槽は8℃位か、凄く冷たく感じる。今日は杉浦さん
の応援を戴き水槽から池に移動する日。移動前に麻酔をして穴あきの予防注射を14匹に行なった。
準備を整え、一匹ずつ袋の取り上げ、麻酔薬ネムールなるとぼけた薬を目分量で入れたが利き方が弱いよう
なので再度同じく目分量で加えた。処置後、池に放つもなかなか目覚めないのに少し慌てた。麻酔後に少し
でも鰓が動いていればよいのだが全く動いていないのは危険な状態だ。エアーの泡を直接身体に当てたり
開いた口に水を送り込んだり、刺激を与えてピくりとでもいいから動いてくれればもう大丈夫。流れ作業で約
1時間で14匹を処置して終了。二度と繰返したくない作業である。

15.4.5 朝から雨降り。エアーを余分に入れようと準備したが風雨が強く断念。わきしみず濾過機とエアー
ストーン3個で軽く噴かしているので十分と思うがカルキ抜きだけは注意したい。

15.4.8 水作りにリフレッシュ粉末をコップ2杯入れたが今の水は消毒後のため最悪。濾過バクテリアが
全く発生していない状態のようだ。水は澄んでいるが透明度のない、力のない水と言ったらよいのだろうか。
あと1週間くらいは仕方ないと諦めているが早くもとの水に戻って欲しい。
鯉は水温も上って餌を催促しているのに負けて小さな蒸かし芋を与えてしまった。

15.4.9 連日気温が高く水温17℃まであがった。さすがに腹が減っているのだろう、人を見つけると全部が
よってくる。昨日は芋を与えているので貰い癖がついて来たようだ。こんな時に餌を手から食べるようにし仕込む
と面白いのだが。越冬用餌を少しやってしまった。

15.4.12 水温16℃、来週からは最高気温が20℃以上の予想なので鯉の餌付けを本格的に始める時期
になった。餌は鳥取の越冬用飼料を2kg用意しているので4月中を賄い5月の水温20℃から普通の餌にする
予定。とにかく4月中は鯉の腹を作る目的で決して多くを与えず、天候が悪ければやらないことを守る。

15.4.14 水温17℃、鯉の動きは驚くほど活発になり追尾行動も見られるようになった。人影を追って集
まってくると、やりたい気持ちを抑えているのだが欲しがる姿を見ていると抑え切れなくて、越冬用の餌をほん
の少しだけだが与えてしまう。餌付け水温18℃と決めているが厳格に守るのは難しい。

15.4.17 ついに水温18℃を記録。エアーポンプのサイレントブロアーの大きい方を廻す。今までは小さい
方で水槽とFRPに入れて余りを池に3個のストーンで入れていたが餌やりを始めるには少しエアーが足りない
と思っていた。これからも気温が下がり18度を割り込む事も有るだろうから、4月中は舐める程度の量は
変えないつもり。

15.4.19 ついに水温20℃になった。半年ぶりの20℃であり、待ち焦がれた20℃でもある。
用心しなければならないのは、来週半ばに気温が下がる日が有る事、急激に下がる時に餌を沢山やって
いると胃腸障害を起こす危険があるからで、水温が安定するまではやり過ぎないように注意したい。
4月中は越冬用等消化の良い餌を少し与え、5月5日まで絶食させ、5月6日に放流の予定。

15.4.20 水の透明度が少し落ちている。
水温が上昇してアオコのバクテリアが急に増えたのだろうか。浄化菌が繁殖していない水に餌をやり始め
糞が増えて濾過が間に合わなくなっている為と思われる。粉末リフレッシュをコップ1杯入れる。
アオコが少し位発生しても慌てる事も無いし、酸欠だけを注意していれば恐れる事もない。ただ、病気が出ても
発見出きないし発見が遅れることに注意したい。

15.4.21 昨日の雨で水温16度までさがった。鯉は餌付けを始めているので食欲旺盛である。しかし急激
な水温低下は消化に影響するだろうから、餌を控えなくてはいけない。水質調整剤バイオファクター投入。

大きな酸素ボンベの詰め替えが完了した。
酸素 1.5k 3000円・耐圧テスト 3,500円・安全弁交換700円=税込み6510円
耐圧テストはボンベによるが新しいボンベ(平成4年3月)なので5年間は猶予される。
今年は0.5kを2本と1.5kを1本すべて詰め替えを行なったがとても使い切れない量だ。

15.4.24 水の透明度が益々悪くなった。これは完全にアオコが発生している証拠。鯉にとっては今の水の
色が飼育には一番良い水の色と思うが鯉が良く見えないと病気を見落とす事になり手遅れになることが怖い。
アオコ退治には薬品を使うよりも殺菌灯をつけるのが鯉にとっては一番良い方法だと思う。
昨年は一度もアオコの発生が無かったが今年は池の殺菌消毒をしたので浄化バクテリアをも殺してしまい、
そこに餌を与え始めたので当然のこと糞が出て、そして急に水温が上昇してアオコ発生となった。

15.4.25 アオコの除去に殺菌灯を取り付けた。
取り付け場所は濾過槽の最終部分、つまり池に落ちる直前の位置。配線で気を付けるのは漏電問題。
万一水に浸かった場合に漏電して大事故になる可能性も有るので漏電遮断器を取り付ける。
それにしてもアオコの進行が早い。少し濁っていると思っていたら1日経過しただけで全く透明度が無くなった。
アオコは行着く所まで進むとアオコの栄養が無くなり共倒れになるらしい。およそ一週間は餌切りをして新水を
入れないようにしていると元に戻るようだ。

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