飼育日誌W

14.11.1〜14.12.29

 松観昭和 錦鯉のページ

14.11.01 明日から3日間を新潟県入広瀬村にある浅草ヒュッテの冬支度に出かける。
留守にする時はいつも池のことが心配で心休まる事が無いのですが、わきしみずの手動洗浄を行い水位
調整を行って、自動洗浄をしない状態にしておく。エアーは帰って来てから止めることにした。

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14.11.4 新潟県地方は作年よりも早く雪が降りノーマルタイヤで行き冷や汗をかきました。夜中に10cm
積もって帰れなくなるのでは、と心配したがその後雨に変わり何とかかえる事が出来ました。
雪と雨にたたられて、山古志へは出かけることが出来なかったのが残念。
早速、池を覗いて見たが異常がない様子に一安心。20℃に設定の水槽は陽射しで26℃になっていた。

14.11.5撮影

A 39cm

B 43cm

C 47cm

A 鳥取錦鯉センター産、県大会出品競争の鯉。オス2歳39cm、白地は大変良いが墨のまとまりが?
  オスの体型でやや細身なので果たして競争になるのか???

B 鳥取錦鯉センター産、メス2歳43cm、墨が沈んでしまったが緋は大変良いので2〜3年飼育して
  みたい鯉だ。

C 3月の競売会2千円で入手時30cm、+17cmは文句なし。県大会に出品予定の出世頭だ。
  白地よし、模様も概ね良好

D 50cm

E 36cm

D 購入時12cm位の小さな鯉であったが一番成長した2歳鯉。物凄い伸びを見せたので今年も買いたい
  と思っていた処、当歳全滅との事で残念でした。
  この鯉は白地も緋も申し分ない鯉であるが、一部分に「こけすき」のようなところがあり残念。

E 購入時15cm位あり沢山有った墨も細くなり白地もイマイチ、もっと伸びてくれると思っていたが残念。

F 3月の競売会購入時30cm、+16cmは合格点をつけるが、白地に薄赤のサシのようなものが出た。
  これは手術鯉で元の赤が出てきたのではないだろうか?二番緋とは違う赤のように思える。

F 46cm

14.11.7 朝の気温7℃、水温12℃、曇り。天気予報を毎日注意深く聞いている。9日には最低気温4℃
の予報が出ている。エアーポンプを止めて水槽用ポンプからあまっているエアーを3個のストーンで池に補給
わきしみず10型からは7mmの穴を80個ほど開けたパイプを通して7cmの高さから落差を利用して酸素補給
を行っている。
水面が穏やかに成ると鯉の悪い所が多く見えて困惑している。

14.11.9 今夜から冷え込みが強まる
明日朝の最低気温4℃の予想、今シーズン最低を
記録するだろう。

水温12℃、鯉たちも人影を見てはよって来るものの
餌を欲しがる様子でもない。写真の昭和三色は松観
昭和のおっかさん。

サボテンなどは室内と縁先のガラスケースにに取込
んで寒さ対策を終えた。

14.11.11 わきしみずの調子が良くない。
今は餌を与えていないので「わきしみず」の自動洗浄は4〜5日置きでよいはずが毎日、自動洗浄している。
わきしみずの濾材は発泡スチロールで米粒の半分くらいの大きさであるが圧力により粒が小さくなり、目詰り
がすぐに起きるようになると濾材の交換時期である。濾材とオーバーホールで31000の出費はいたい。

14.11.15 朝の気温8℃、水温13℃。昨日までは日中気温が20℃近く風もなく暖かな日が続いていた
ので水温も比較的高く、鯉は泳ぎまわり壁の苔を食べようと音を立てて吸い付いている。
中途半端な水温なので鯉は冬眠状態に入れず、餌は貰えず、エネルギーを消費してあまり良い状態では
ないと思う。明日から最高気温13℃、最低4℃の予想。

14.11.16   9月8日に購入した原田昭和
墨型、白地、緋質が良いので将来は親鯉候補にする為購入した鯉。

2歳にしては魚体が小さいので越冬が危ぶまれる為、25℃の温度管理
してあるFRP水槽で冬の間を利用して大きく伸ばす飼育に切り換えた。

FRP水槽には松観昭和約20匹、鳥取三色3匹、原田昭和一匹の飼育
となる。

14.11.16〜17 第32回 千葉県錦鯉品評会

全体総合優勝紅白
高知尾さんの自家産紅白

杉浦さんの鳥取三色 40部優勝。私と出品競争していた鯉で
優勝をされました。ちなみに私の三色は落選しまして完敗です。

14.11.17 持ち帰った鯉の手入れ(杉浦さんに依託)
カマンガン酸による1時間薬浴したのち0.5%塩浴を1週間程度常温で行い新穴あき病予防注射をして
から池に戻す予定。

14.11.22 水温12.5℃、最高気温9℃、鯉の世話をする事が何も思いつかなくてつまらない時期だ。
水の透明度が上がって鯉を観察するには良いので病気の発生は無いか、体型を崩した鯉はいないか、
峠を越えた鯉はいないか、などと思いながら眺めているこの頃である。

14.11.24 県大会出品鯉の消毒と予防注射が終わったので取りに来い、と連絡あり急ぎ出かけた。
1週間経過では分らないが今の所異常なしと思われるので持ち帰って池に戻した。
冷たい水の中で消毒、水換え、麻酔と注射全てを1人でやってくれた杉浦さんに感謝。
池の中では良い鯉に見えるのだが、いざ品評会に出して並べてみると差が分る。井の中の蛙にならない
ためにも品評会に出してみることが必要だと思う。(落選者の独り言)

14.11.29 朝の水温10℃、だいぶ低くなってきた。鯉の半分は深みでじっと
して眠っているようだ。
夕方には泳ぎ回り人影を見てはよって来て餌を欲しがるしぐさを見せている。
空が少し暗くなると鯉が綺麗に見える。寒さをこらえて眺めるのも至福のひと時

14.11.30 昼の水温11.5度、池の隅にジッと動かない鯉が7匹、池底を泳いでるが3匹水面を泳いでる
が20匹、合計30匹。
自家産昭和4歳およそ60cmが一匹真横になって沈んでいる。夏の間、餌の食べすぎなのか、腹がでっぷり
と膨らんでいる。卵を持っている事は間違いないのだが、体調が良くない様子。春まで持つのか気がかりだ。

杉浦さんから借り池の7歳紅白75cmがどうやら腸満らしいとの報告が入った。夏の間から腸満の気配が出
ていた。質的には良いものを持っているので残念ですが鯉屋さんに持ち込み処分する予定。

14.12.3 腸満の紅白を処分した。腹が普通の鯉の3倍くらい膨らんで河豚状態になってしまったもので
夏の膨らみはじめた頃に気付いていたのだが手をこまねいていた。あるいは卵を搾っていたらもしかして
こんな状態にならなかったかもしれない。後悔しても始まらないので、記憶に留めて繰り返さないことだ。

14.12.08 朝から小雨模様でとっても寒く感じる。気温6℃、水温11℃。鯉は隅に固まりジッとしている。
今週は10℃に届かない低気温の日々が続く予報なので鯉たちにも一番厳しい季節になってきた。
ジッとしている鯉を驚かしたりして無駄なエネルギーを使わせないようにしてやるのも必要だ。

14.12.09 昨夜半から雪が降り始め昼までに10cmの積雪を観測した。交通機関にもかなりの影響が
出ている。
昼の気温1℃、水温8度で昨日より3℃も下がっているので鯉は不安そうに泳ぎまわっている。
水温が10℃以下に下がったのも今シーズン初めてでまだ4〜5日は気温が上がらない予報なのでもっと
下がるだろう。
15℃で餌止めをしているから心配ないが急激に水温が下がると消化不良を起こしてやばいことになる。

14.12.10 雪が止んで気温3℃、水温8℃、今日の最高気温は8℃の予想。
昨日の降雪で水温が大幅に下がるのでは、と心配していたが8℃であったので少し安心した。鯉は池底に
一列並べにジッとしているので匹数が数えやすい。2歳以上が27匹であった。6トン池ではこの半分位が
適正匹数ではなかろうか。毎年、思っていても匹数を減らす事が出きない。

14.12.14 ついに昨年の最低水温と同じ7℃まで下がってしまった。今の所鯉には影響も出ていないが
これから長い冬を乗り越えるのか、と思うと鯉が可哀想なきがする。むかし鯉を始めた昭和52〜3年の頃は
水温2℃まで下がって、庭に家庭用ガス給湯器を取り付けて50度のお湯を30分間池に入れて2℃引上げた
こともあったが、ここ10年くらいは5℃を下回ったことがない。明日から寒さが少し緩む予報あり期待したい。

14.12.15 左の写真は杉浦さんの90cm水槽
大きな3匹の鯉は鳥取三色、小さい鯉は松観昭和

業者さんの売り出しに杉浦さんと出かけたが生憎と
気に入った鯉が見当たらず、買わずに帰ってきた。

欲しいと思える鯉がいないとき、泳いでいる鯉の中
から一番を捜してしまうものだが、やはり今居る鯉
よりも良いと思える鯉が居なかったら諦めるべきだ
見ると欲しくなるのが悪い癖。気にいらない鯉を買
ったとしても粗末に扱うことにもなるであろうから鯉
にとっても買われないほうが幸せだと思う。

14.12.21 また雪が降りそうな空模様だ。最高気温4℃、外に出て5分もすれば体中が冷たくなるほどの
寒さだ。朝から降り続く雨は容赦なく池に入り込んで鯉は片隅にジッとして動こうとしない。冬の池は何もする
ことが無くて眺めているだけ、居間のカーテンを開けて日に何度となく眺めている。

14.12.23 久振りの晴天で気温13℃まで上がった。水温は8.5度とやや持ち直している。この晴天も
1日限りで長続きしない。鯉は日中ほとんど動かずに池の隅にジッとしていて、夕方になると泳ぎだして藻を
食べている。人影を見ると寄って来るが力の無いゆっくりとした泳ぎ方で、病気の観察をするには丁度良い。
新しい鯉は入っていないが県大会に出品した鯉が2匹入っているので観察を欠かせない。

14.12.27 最低気温0℃、晴天なれど最高気温8℃、池の水温は今シーズン最低の7℃に後退している。
これからの1週間は同じような気温が続くので水温7度を維持出きないだろう。何とか工夫を凝らしてこれ以上
水温が下がらないようにしたいものだ。

14.12.29 初氷を観測、特別寒い、水温6℃は今期最低である。さすがに鯉は隅にかたまりジッとしている。
昨日・今日の2日間は松戸さんのお店で花売り娘に変身しているので観察も出きないがこの時期は何もやる
ことが無いのがつまらない。

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