飼育日誌V

14.8.9〜14.10.31

14.8.9 朝の水温29℃、相変わらず餌を欲しがるしぐさが見られない。
今週に入ってから食べていないので少し心配している。
塩を25kg入れたので細かい泡が出ているが水は透明、鯉も元気だ。

14.8.11 アクシデント発生(塩が入っているので神経過敏になっていた)
朝6時半、何気なくリフレッシュの上澄み水を入れたところ少し濁り水が入って
急に鯉たちがパニックに陥った。池の中をものすごい速さで走り回り4匹が外へ
飛び出した。1度に4匹も飛び出たのは初めてだったので私もパニクッた。
狭い処に入り込んだ鯉、コンクリートの上で跳ね回る鯉。1番大事にしている3歳
紅白もでかい体でコンクリの上で暴れている、4歳自家産昭和の被害が大きい。
コンクリを真っ赤に染めていた。外傷はなく鰓からの出血だ。こんなに大量の血を
見たのも初めて、もしかすると助からないかもしれない事を家内に告げて仕事に
出かけた。

14.8.15 塩分濃度を下げるため1トンの水を入換えた。しかし、細かい泡は
未だ完全には取れず2〜3日続けて水の入換えをしてみるつもり。
餌を少し与えたところ食べるしぐさを見せたので回復の兆しあり、少しずつ量を
増やして早く元に戻したい。。
飛び出した鯉も今のところ元気に泳いでいるのでホッとしている。

14.8.17 塩による泡立ちが消えて水温28℃、餌を本格的に食べるようになった
餌の量はまだ半分以下であるが水が良くなったことと気温が幾分低くなってきた事
が餌を食べるようになったのだろう。半月近く食べていなかった為鯉が少しスマート
になったように見える。1週間程度、腹を慣らすように少ない餌で飼育する。

14.8.20 今年3個目の台風が関東地方に向ってやってきた。19日は時折強い
雨が降って午後にはあがったが、今日は朝から強い風が吹きとおして、木々の葉を
揺らしていた。鯉は結構驚いている様子で餌を欲しがるしぐさがみられなかった。
それに輪をかけて左前の家の建築音がすごく響いていたので当分の間は餌食いが
良くないだろう。

新着情報
14.8.21 朝の気温22℃、水温25℃、餌を阪井の色揚げに換えてから1ヶ月
経過した。紅色はかなり揚がったように見えるが、しかし、全部ではないが3本の
紅白は鼻先の白地が黄色になりつつある。鯉の質の問題であろうが、夏場に
色揚げ飼料を与えると鼻先まで色揚げの影響を受ける鯉がいる。秋に色揚げ
飼料を止めると元の白地に戻る鯉もいるし、冬まで戻らない鯉もいる。品評会に
は不利だ。

14.8.23 曇りのち雨、建築現場では雨降りのため早々に引上げて静かだ
水温24℃、久し振りに濃いが餌を欲しがるしぐさを見せている。しかし、明日も
雨の予報につき夕方の餌やりは中止した。

14.8.25 気温22℃、水温26℃、鯉の餌食いが良くなり250gを3回与える。
もっと多く与えても食べると思うが先が長いからペースを守って与えることにした
気になるのが、鯉が音や人影に敏感に反応して走ること。餌を食わない期間に
塩とマゾテンを使ったことで水質が変化した事が原因。
走る習慣をつけてしまった事は何時又、飛び出すか分らないので厄介な事に
なった。飛び出す癖のついた鯉は治らない。

14.9.1 餌食いは良くなったが飼育水が少し透明度が落ちたようだ。餌の量が
多いとろ過しても濁りが取れない状態だ。6トンに40cm以上が30本、わきしみず
2機を使っているが以前から濁りが出てしまう。鯉には可哀想だが1日2回の給餌
に減らす。

14.9.6 朝から雨降り、気温22℃。鯉の追尾行動が見られて慌てて餌を放り
込んで気をそらせたが、この時期に本気を起こされては水換えも大変だから。

14.9.8 小さな鯉屋さん原田店の売り出し案内に誘われて出かけた。
いよいよ、鯉のシーズン突入である
大日昭和、2才、22cm、体は小さいが頭と口はでかいので2年も飼育すれば
ほぐれるのではないかと期待して入手。オスならば親鯉候補である。
当歳の時はとても2千円では売らない鯉と思う。
90cm水槽で隔離飼育して病気などの観察をしてから池に落とす。

14.9.9 殺菌の為ヒーターを30℃にセットして半日たったところで水温系を
見たら25度で、全然上がっていない。サーモの不良であった。暫く使用して
いなかったので一抹の不安が有ったのでチェックしてよかった。サーモの交換で
32度まで水温上昇があり緋が飛ばない事を祈って塩を1kg入れた。
1kgは0.75%に相当するので2日後に0.6%に希釈して10日間位は様子を
見るつもり。

14.9.11 濾過槽の掃除ついでに1/3の水を抜いて池の水を入れた。およその
計算で塩分濃度は0.6%くらいになったと思うが、鯉にとっては迷惑な話だろう。
餌を3粒入れてみたところすぐに食べたので元気な証拠。

14.9.18 阪井の色揚げ飼料20kgが終わった。色揚げの効果については
物足りなく感じている。食いっぷりは良かったのでおいしい餌なのだろう。水温の
低下に備えて色揚げをやめて「ビタMゴールド貴麟」を20kg発注した。

14.9.20 ビタMゴールドは軽い餌で阪井の餌の半分の重さくらいだ。1度に
倍の量を与えてもすぐに食べ尽くしてしまう。
色揚げの期間は終了し、9月中は目一杯与えて冬に向って体力をつけさせる。
10月に入ったら気温、水温を見ながら餌の量を減らしてゆく。

14.9.23 鯉の糞が物凄く多いのには驚いた。池底の片隅に積もっていた。
阪井の色揚げを与えていた時にはこれほどの糞を見た事が無かった。
胚芽ベースの飼料はこのような状態が普通のことなのだろうか。朝の給餌量を
半分に減らして見たところ夕方には水も澄み餌を欲しがる泳ぎをしていた。
水温22℃なので無理な給餌はしない。、

14.9.27 朝の水温22℃、今日は曇りのち雨の予報。大量の雨が入ると
水温を急激に下げることに成るのでなるので餌やりは控えめがよい。低気圧が
近ずくと餌食いが激しくなるような気がする。鯉の本能がなせる業なのか、
ついつい多めに餌をやってしまうが、抑えなければ。
千葉県振興会の品評会が11月16.17日に決まったので、出品候補を探す。
2才は杉浦さんと出品競争しているのでよく見なければならない。

14.9.29 県大会の候補を探す。
競売会の2千円紅白が40cmで出品できそうだ。確か、権次郎さんの鯉だったともうが、覚えていたら驚くだろうなァ。
出品競争の候補は鳥取さんけのオス、35cm。緋揚がりよし、墨も残っている。
自家産当歳は2匹を出品してみようかな、、見て貰いたいから。

14.10.9 3日ほど鯉の世話が出来ないので、わきしみず2機の洗浄を手動
処理して水位の調整を行う。
全自動洗浄だが給水が自動でない為洗浄後の水位が下がったままになるので
事前処理を行っておく。餌を与えていなければ3〜4日は大丈夫だ。

14・10.13 3日間の旅行から帰って見ると小さな鯉屋さん原田店から売り出し
の葉書が届いていた。早速、杉浦さんを誘って見にいった。
今年は紅白を失敗して昭和、白写りのみで1000円からとなっていた。昭和の
墨を重点的に探して将来の親候補になれば良いとの目的で墨型の良い1匹を
買い求めた。
90cm水槽で3週間ほど別飼育して様子を見てから本格的な飼育に入る。

14.10.14 当歳の買い付けは今シーズン初めて
90cm水槽に殺菌の為ヒーターをセットして25℃の飼育水を作っておき
鯉を袋ごと浮かべて30分間の温度合わせを行った上、鯉だけを水槽に放ち
ヒーターを32度にセットして7日〜10日飼育する高温殺菌方法である。
餌は欲しがるしぐさが見えたら少し与える。塩は元気が無い場合などに0.3%
程度を使う。 このやり方の欠点は緋が飛ぶ危険性があること。

14.10.15 水温18℃、この水温では餌のやり方が難しい。
松戸さんの立ち池の水温16℃なので今シーズンは餌やりをストップしたので
麒麟SK5kg餌の封を切ったばかりだが残りを貰ってきた。我が家の水温が
2℃ほど高いのは池が地中に埋め込んであるから気温が緩やかに影響する
せいだろう。明日の最高気温が25℃で晴天だから今日も餌がやれる。

14.10.17 午後3時の水温20.5℃、晴天が続いてるから水温も上がって
いる。予報では月曜日に雨が降りその後は秋の気候になる=気温が下がると
いう事らしい。餌止めを行うタイミングは、食べた餌が消化される日数を逆算して
10月19日から今与えている餌の餌止めを行う事に決め田。その後は越冬用の
消化の良い餌に切り替える。
春に餌付け用に使用した鳥取錦鯉センターの越冬用の餌が8℃まで消化する
事が分っているようなので、19日に新宿へ来られる機会に求めようと思う。

14.10.18 朝から雨降り、天気予報とは違う。水温20℃、餌を欲しがるしぐさ
は相変わらず激しい。餌の量をいつもの1/3程度を与える。
明日は晴れ、気温24℃の予想。明後日は曇り、気温21度の予想。以後の気温
は20℃になる予想。

14.10.19 鳥取錦鯉センター展示販売会

杉浦さんと出かけて見たところ、昨年の鯉と比較して
2倍以上大きくて体型もガッチリしているので、大きく
育てるのにはもってこいの鯉である。
2歳の秋には55cmを目標に泉水飼育

左=18cm、中=16cm、右=26cm

いずれも大正三色で墨が弱く見えるが、ここの墨は
強くて漆黒の墨が出るので毎年買い求めている。

@1万円の37%OFF

90cm水槽は既に原田昭和一匹が32℃の高温
殺菌中なので、その中に混ぜ込んで1週間ほど入
れて様子を見る事に。
高温殺菌法では緋が飛ぶ危険性があるが、この
程度で飛ぶような鯉はいずれは色が飛ぶから早く
結果が出ていれば無駄が無い、と諦める。

14.10.21 朝から雨降り、水温20℃、最高気温15℃。
凄く寒い感じがするが、水温が高いので鯉は泳ぎ回っている。越冬用餌に
切り換えているがやはり餌やりは控えることにした。
あすの天候は晴れ、最高気温21℃の予想。
餌やりは天候と水温のにらめっこだ。

14.10.22 5日振りに太陽が顔を出して気温23℃、水温19℃になった。
池の上にキュウイ棚があって日光を遮っているのが、邪魔になってきた。いつも
11月に入ってからはをもぎ取って光を取り入れるのだが今年は10月中に行った
方が良さそうだ。太陽光を嫌う人もいるようだが私は存分に取り入れたい。

14.10.24 90cm水槽の水温を2℃引き下げて30℃に変更、今後は毎日1℃
ずつ23度まで引き下げ、FRP水槽を23℃まで引上げたところで移動する予定。

90cm水槽にほんの少し浮きえさを撒いて見た所、勢い良く食べたので一安心。

14.10.26 朝から雨降り、こんなに天候の良くない秋も珍しいのではないか
気温も上がらず最高が17度の予想、こんな時は急激に水温が下がることも有る
ので用心の為餌を与えない。明日は晴天の予想であるがこれからは最高気温が
20℃を下回る日が続き、20度を超える日も無いだろうから、餌の量は少なめに
抑えて絶食に移行する準備に入る。

14.10.28 昨日から晴天が続いているが気温は20℃にしか上がらない。
キュウイの葉を少し取り除いて日光を出来るだけ取り入れる。

池の写真 2階からみたところ

14.10.29 7時の水温16℃、昨夜の冷込み
で2℃ほど下がっている。
越冬用餌を一握りほど与える。過去では20℃を
下回ると与えていなかったが15℃を目途に少なめ
に与える予定。

14.10.30 朝の水温14.8℃いよいよ15度を切ってきた。幸い晴天で
気温も18℃の予想なので一度は餌切りを思ったが日中は水温も上がると思い
朝の餌をやってしまった。15時の水温15℃になっていたのでまたまたやって
しまった。欲しがる姿を見ると甘くなってしまう。

14.10.31 朝の水温14℃、今日は晴天だが、明日は雨降り予想なので
餌切りを実行する。鯉は勢い良く泳ぎまわって餌の催促をしているが心を鬼に
して来年4月まで絶食させる。

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