14.4.4 水温20℃を記録した。鯉の泳ぎも活発でオス、メスが混在しているので鯉がぶつかり
       あって産卵のキッカケにならないように、餌のやり方を注意深く静かにやっている。
       3月15日から餌を与え初めて1kgを与えた。糞は順調に出ているのでうまくいってる。

飼育日誌U

14年4月〜14年8月6日

14.4.1 今日からページを変えて日誌を書くが小学校のクラス会に出席の為、山形県の天童
       温泉に昨日から来ていて、鯉の様子は見ていない。留守中何事もないことを祈る。

14.4.8 昨夜の雨降りで水温18℃。ばか陽気としか言いようがない。餌も2kgを与えてしまった。
       少しやりすぎと思いつつも、こちらの姿を見ると寄って来て激しく泳ぎ回るので与えてしまう。

14.4.9 鈴村さんの池に預けていた紅白明け4歳53cm,明け3歳53cmを持ち帰ってきた。
       3歳紅白は当歳時杉浦さんに依託飼育、2歳は新潟に預けていたもの、もう1年新潟に
       預けたいのだが、経済的に無理なので6トン池で飼育することになった。
       目標は秋に60cm突破。 

14.4.10 気温は13℃曇りでとても寒く感じるがこれが平年並みらしい。
        水温は16℃、当然ながら池の鯉は餌をもらえない。90cm水槽を掃除して1ヵ月後
        に迫った産卵の孵化槽として準備を始めた。くろ仔選別の器具類も整えた。

14.4.12 気温17℃、水温16℃。雨のち曇り、肌寒い陽気だが鯉達はすこぶる元気だ。
        人の気配で寄って来ては盛んに泳ぎまわる。この姿に弱い。餌をやりたくなるのだ。

14.4.18 池の水が泡立っている。暫くち沈殿槽の中をみていなかった為沈殿物が溜まりすぎて
        いるのを見落としていた。強風や雨降りが重なってサボっていた。
        早速、ヘドロを流して、バイオファクターVLを多めに撒いて餌止めを行い様子をみる。

14.4.20 鹿沢山荘へ1泊2日の予定で留守にする

14.4.23 神奈川県湯河原温泉へ1泊2日で留守にする

14.4.26 気温15℃、ここの数日は気温が不安定で雨も降り消化の良い餌でもやらない方が
        良いように思える。陽気が安定するまで様子を見たほうが良いと決めた。

14.4.30 気温20℃、少し暖かい日がもどってきた。鯉葉元気に泳ぎ回っているが、体表に艶のない
        鯉が2匹いる。水温17℃位の時期が一番細菌が繁殖するのだろう。鯉にとって、早く23℃
        突破になって欲しい。イカリ虫の予防にマゾテンを散布しよう。

杉浦直樹杯1人審査品評会  14.5.5 千葉市穴川展示場

第2回杉浦直樹杯総合優勝鯉

特別賞を表彰する杉浦直樹さん
講評の中で「全国展では鯉に無理をさせている
弊害が出ているように思う」と述べられていた

1人審査 メモを取りながら審査する

審査する目は真剣そのもの

選ばれた錦鯉

杉浦直樹さんと神田養鯉場主神田敏男さん

阪井紅白3歳を野池に預かってくれる
資金があったら飛びつく紅白だ

5,000円
10,000円
20,000円
3ランクの当歳鯉が販売された少し遅れて
いったので買い手が居たのかは不明

競売風景 台車に載せて引き回す、鯉はほとんど見えない、杉浦さんも観戦された

私が購入した原田昭和。2匹まとめて台付け3千円であったが、買い手がつかず2,500円に値下げ
したところで、手を上げた。いつもながら、安価なものに弱い。自然と手が動いてしまうのが悲しい。

14.5.6 4歳紅白の白地に充血が見られたので用心の為、「アミカマイシン」0.5ccの注射を打った。
       水温19℃、この水温が長く続くと病気が出やすい様に思う。明日0.5ccを打つ。

14.5.5 2匹の昭和は90cm水槽で飼育する。水温30℃にセットして様子を見る。塩1kgを気休めに
       入れた。

14.5.6 写真撮影、すこぶる元気だ。しかし痩せ過ぎである。元気の秘訣は餌きりにあるらしい。
       底の砂を突っついているので一安心。

14.5.7 朝から雨降り、気温12時で11℃、水温17℃、予定の注射は明日に延期する。

14.5.9 
近所の牧野さんの庭から「南天の葉」を分けて貰った。
買い物袋1杯であるが早速水洗いして日陰干しにする。
これで穴あき病の予防が出来ればよいのだが。
発生後に治療するよりも 発生前に予防は無理
なのだろうか試す価値はありそうだ。

14.5.10 今日も南天の葉を取ってきて陰干しに
した。買い物袋一杯で5束をつるした。
費用が要らないので沢山作っておくつもりだ。

14.5.13 久しぶりに撮った。水温18℃、相変わらず
低い。餌もほんの少し、舐める程度しかやれない。
写真は夕方、曇り空、モーターを止めて家の陰に鯉が
入ったところを撮った。

14.5.14 水温21度、今年初めて20℃を越えた。
4歳紅白は相変わらず充血が見られるし、背こけの
様にも見える。穴あきの心配あり

14.5.24 2日間晴天が続いて水温も22℃になった。餌も5分で食べきれる程度の量を3回当てえてる。
オス鯉2匹を抜いてあるが、残りのオスが追いかけないように、用心している。

14.5.20 穴あきの心配はない模様。充血も治癒
している。背こけ症状あり

14.5.25 鯉仲間の松戸さんから南天の葉が届いてるから取りに来てくださいと連絡を受け、3kgくらいの
葉をもらってきた。今までに陰干しした量と同じ位の量だ。柔かい新芽から花までついている。どの部分が
薬功有るのかは不明だが何でも良いから使ってみる。
産卵後の孵化水槽に入れてテストしてみようと思う
無精卵が腐敗して水カビが発生して稚魚が死んでしまうことがある。水カビにも効果が期待できるなら大変便利なものである。

14.5.29 松観昭和の産卵が終わって、鯉を池にすときにメス鯉の頭に直径5mmくらいの小さな穴が3個、あいているのが見つかった。捕まえる時の傷なのか、穴あき病なのか、判らない。穴あきならば穴の周りが潰瘍しているはずだが、それらしくない。産卵したばかりなので明日穴あきの治療をしよう。

14.5.30 頭部の真ん中に緋が白く変色している
部分が穴あき症状と思われる。
麻酔を掛けてアミカマイシン0.5ccを腹鰭下の腹腔に注射した。
麻酔を掛けて注射の準備をしたが手間取ってしまい麻酔時間が少し長引いて効き過ぎてしまった。注射は楽に出来たが呼吸が完全停止して危険な状態に陥ってしまった。覚醒させるのにタモの中でエアーレーションの泡を体中に当て刺激を強めて何とか生還したがあぶなかった。注射の準備をしてから麻酔をすべきであった。

さんけにも穴あき症状が見つかって同じ治療をした。
わが家の池には穴あき病原菌が棲みついてしまったらしい。

南天の葉による治療も考えたが、適当な器が見当たらないので今回はアミカマイシン注射に頼ってしまった200Lのダイライト水槽が群馬県鹿沢山荘に持ち込んであるので、回収して来よう。

病気が発生すると飼育する気持ちも沈んでしまう。
早く回復して欲しいものだ。

14.6.3 既に2回の注射を済ませている鯉。3回目を打つつもりにしていたが、症状がよくなってきている
ように見えるので3回目は見合わせている。この鯉は60cm位で卵を持っているため、さわり過ぎると産卵する
こともありうるので慎重に扱いたい。

14.6.6 水温25℃、天候も安定しているので、餌も20分で食べきる量を火に3回与える。わきしみず10型
2基は毎日洗浄していて、うち1基の汚水はキュウイフルーツとミョウガの根元に注がれる。
穴あきの鯉の状態はかなり治癒して来ているので一安心。しかし、いつ他の鯉に出るか気が抜けない。

14.6.14 大正三色の穴あき症状は遠目では
わからないほどに回復している。
捕まえて見たいのだが腹に卵を大量に持って
いるので刺激を与えて産卵したら大変なので
無理をしない事にした。



梅雨に入り、気温、水温ともに大きく上下すると
餌を沢山食べてる鯉は体調を崩す、時には死に
至ることもあるので、やり過ぎは禁物。



30〜60cmの鯉が25匹に対して市販の
チャンピオン150gを1日3回、
壊れたひしゃくに 1/3 目分量で与えている。

14.6.18 朝から強い雨が降り気温20℃、水温22℃、当然のことながら、餌止めをする。梅雨が明ける
までは無理に餌をやらず、控え目に与えることを心掛ける。

14.6.19 天気は快晴、気温31度、水温23℃、水温が上がるまでは餌を止めたままにする。
気温が上がっても水温が上がるまでに時間がかかる。鯉も餌を欲しがってはいないし、雨が大量に池に
入ったため泡立ちが出来ているのでバイオファクターを多めに散布した。

14.6.22 朝から雷雨、大分雨水が池に入って水温23℃、本日の最高気温20℃の予想。鯉は元気だが
今日も餌をもらえない。餌が少ないので水が澄んでいる。わが家の池はいつも餌の量と鯉の匹数が多過ぎる
ので水が澄んでいることは無い。匹数を減らそうと思っていてもいつの間にか減らした数以上に増えてしまう。
「信念」が確率していないのが原因だが、毎年繰り返している。

14.6.23 穴あき病発生

一度池に発生を見ると伝染性が強いのか、後を
たたない。 写真は麻酔を掛けて撮影

症状は、口、あご、腹鰭、尻鰭、いずれも身体の
下側にあるので発見し難い位置に出ている。

30cm位の鯉なので治療方法は、麻酔をかけて
アミカマイシン0.3mgを3日にわたり腹鰭下の
腹腔に注射する。

14.6.24 掬って見たところ鰭の充血は治まっているので2回目の注射は取り合えず延期した。
抗生物質のものは出来るだけ少ない方が良いと思うから治癒するならば取止めもある。明日も掬って
状態を見てから決める。

14.6.27 長雨で気温17℃、水温19.5℃。昨日から餌止めになったままである。明後日頃から
気温が24度になる予報が出たが要注意だ。水温が急激に上がり22℃位になると一番産卵を引き
起しやすい。
対処法としては、餌を少しずつ与える、新水を沢山入れない、薬品や塩を入れない。そして水温が安定
したら餌を十分に与える。もしも、追尾行動が見られたら餌を撒いて気をそらすことだ。、

14.6.30 梅雨の晴れ間を利用して福島県会津若松へ旅行して鯉に対しては餌も与えず、観察も
怠ってしまった。このところ低温続きで餌止めが続いてるのでたいした影響もないし水も汚れずに
透明度を保っている。水温23℃に回復、150g程度の餌をあたえて観察を実施した。

14.7.2 水温24℃、餌を食べる鯉
ようやく夏の水温になって150gの餌を3回
与える。天気予報は土曜日に雨だが、気温は
25℃を上回る日が続くので一安心。

14.7.7 一昨日から水漏れが1日に1トン位あって、2機あるろ過機のうち1機を止めたり、水の経路を変えて
水漏れ箇所を割り出そうとしたが、見つからなかった。浮いているごみを取ろうとしてパイプの緩んでいる箇所
からもれている所を発見。20年位前にのりつけした箇所の水漏れであった。複雑に配管してあるのでこんな時
には、なかなか、水漏れ箇所が見つけられない。

14.7.6.水温26℃になった。梅雨明けも
そろそろ発表されるだろう。本格的に餌やりが
出来るのが嬉しい。

14.7.9 久しぶりに杉浦保さんの池を覗いた。5月にセリで買った伊佐昭和2本とも鉢割れの墨がしっかり
出て見違える程良くなっていた。既に25cmに成っているだろうか、秋の品評会候補である。原田昭和は
緋模様とキワは申し分ない、墨が未だ出てこないのが残念。ついでにわが家の鯉を見てもらったが、特別の感想は無い様子。変わり映えしなかったらしい。

14.7.10 今夜、台風6号が関東地方に上陸しそうである。池に対しては何もする事は無いが餌は朝に少し
与えて終わり。雨が入って水温が急激に低下すると鯉に対しては良くない為、餌止めは有効な手段。
明日の朝、水温を確かめてから給餌する。

14.7.11 台風は千葉県富津市に上陸、幸い40km離れていた為、風雨ともに少なく被害などはなかった。
池の水も変わらず水温27℃、いつもの通り餌やりが出来る。
浮きえさを撒いて鯉が揚がってくる時に腹側を注意深く観察する。少しでも赤くなっていたら掬って確かめる。
穴あき病の出る位置が腹側に有ると見つけにくいので、時間をかけて全ての鯉を観察する。

14.7.16 またまた、台風が千葉県に上陸、幸いわが家ではたいした事もなく過ぎ去って良かった。
何が起きるか判らないので、用心のため餌を止めていたので、鯉たちはとばっちりを受けていたが早速、餌を
食べさせた。18日には阪井の色揚げ飼料20kgが届く。

14.7.19 今日から広島県阪井養魚場産、色揚げ飼料を与える。
含有成分は分らないがLサイズの色は濃い緑、軽い感じの粒はLにしては小さめ、始めて撒いた餌の食いつき
具合は普通。20kg19000円(税別)、1kgあたり1000円弱は高いか、安いか、観察を継続。

14.7.20 水温28.5℃ 池の南側半分をキュウイ棚で陽射しを遮っているので、少しは水温上昇を抑えて
いる。阪井の餌を与えて様子を見ているが、食いつきは良いようだ。明日から与える量を増やして様子を見る
餌を食いに揚がって来た鯉をしっかりと観察して病気の早期発見に努めよう。

14.7.21 
午前7時、水温28℃、200gの餌を14分間で食べ尽す。鯉の
本数は20cm〜60cmまでおよそ30本。餌食いは非常に良い。

午後2時現在の水温29℃、200gの餌を15分で食べ尽す。

午後6時現在の水温29℃、200gの餌を15分で食べ尽す。

14.7.22 午前7時、水温28℃、300gの餌を27分間で食べ尽す。
小さな鯉は最後の方では食べず、大きな鯉ほど最後まで食べていた。太らせたり、大きくするためには300g
以上の餌が必要か。      

午後2時、水温29,5℃、300gの餌を1時間掛けたが食べきれず、少し残した餌を掬い取って捨てた。高水温では食欲も落ちるようだ、朝晩2回で、600gの給餌に変更してみよう。夕方の餌は取止め 

14.7.23 午前7時、水温28.5℃、300gの餌を30分で食べ尽す。しかし、最後の方では食べ方が遅い、
300gではやや多いように思う。昼の餌はやらず、高水温が続ので、朝晩2回、250gの餌やりに決めた。

14.7.26 水温29.5度、連日の真夏日にもかかわらず、鯉は元気だが飼主がバテ気味。
給餌は250gを午前7時と午後4時の2回に抑えている。愛媛の多田さんのご助言を頂き、夜中の酸欠を
避けるため夕方の4時に与えるようにしている。別のエアーポンプからもストーン3個を池に追加した。

14.7.27 水温30.5度、ついに30℃を突破した。午後4時30分に餌を与えたが、食べ尽すのに、1時間
近くも掛かり、鯉も夏バテ気味だ。今年は特別暑い。餌の量を減らしたり、新水を多めに入れる事も必要だ。

14.8.1 水温30.5度、阪井の色揚げ飼料の食いぷっりは良好。粒の周りに粉が付いているのがやや不満
餌を投じた時に粒の周りの水が濁るのが判るほどだから、ふるいに掛けてからやるのが良いかもしれない。
一日250gの餌を2回、朝、夕の給餌に慣れてしまったのか、夕方4時になると浮いてきて強く泳ぎまわり餌の
催促をするから調子は悪くない。

14.8.2 昨夜の雷雨で池に沢山の雨水が入ったと思っていたが、水温は29.5℃あり、大したことが無かった
今日は午後3時から又も雷雨、雨はひどかった。夜はとても涼しくておお助かりだ。夕方の餌は取止めた。

14.8.5 昨日から餌を食わなくなった。水温30℃。
連日、夕立があり雨水が大量に入ったことが原因だろうか、今までには餌食いが落ちた事が無いので少し
気にかかる。水は透明、特に変わった事も無く様子を見る事にした。4〜5日は餌止め。

14.8.6 思いつくままに、塩25kg(1500円)を投入した。観察して特別な事が無ければ餌止めついでに
イカリ虫、チョウの駆除をしてみるつもりだ。仲間の杉浦さんに様子を聞いたところ、雷雨で大量に雨水が
入ってから餌の食いが4割くらい落ちている、といっていた。水温30℃では、やはり餌止めが必要らしい。

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