１６松観昭和-１

　松観昭和　錦鯉のページ

１６．５．７　紙敷地区にある５０坪ほどのたまり水へ鶏糞１５０ｋｇをぶち込んだ。前々から松戸さんとミジンコの
発生場所を探していた処。区画整理組合の保留地で組合事業が停滞しているので無断使用をする。
鶏糞１５ｋｇ２０８円の一番安い代物で、万一、無駄になっても総額２０７９円の損失で済む。

１６．５．７〜

１６．５．１２　鶏糞１０袋を入れたミジンコ池
松戸さんと見に出かけたが、未だミジンコは発生して
いない様子。
捨てた鯉が７匹元気に泳いでいるがミジンコを食べて
しまうのではないかと気がかりだ。

今日は鴨がいない。
水鳥がＫＨＶ菌を運んでくる、とも噂されているので
今の鯉が死ぬような事があればＫＨＶを疑う事になり
鯉が泳いでいるのも、ある意味でよい事かも知れない

いずれにしても、外部からミジンコを調達する事の危険
性を認知しておかねばならない。

ＦＲＰ　２００Ｌ水槽

産卵後、孵化した毛仔を選別して黒仔のみをプールする水槽として
１週間ほど使用する。濾過は無くエアーレイションのみを入れている。

直径７０ｃｍ程の甕

あけ２才の極小で比較的模様の良い鯉を入れておき、昭和の黒仔選別
ではねた７０％程の無駄な赤仔を食べさせてしまう。
食べた明け２才鯉はビカビカに照りが出て見違えるほど素晴らしい鯉に
変身する。濾過はガラスウールマットに通水している。

１６．５．１７　ミジンコ発生池に網を入れてみたがミジンコは採れなかった。池の水深は２ｍ以上あるのを良く
調べなかったのが不覚、１ｍ程度と多寡を括っていたのが悔やまれる。もっと浅い場所に鶏糞を撒きなおす事
にして引上げた。

１６．５．１９　ＦＲＰ水槽を産卵場所用に改造。
ろ過のわきしみず１０型を池用に接続、うわ水濾過は取り外し、池の濾過水を２０ｍｍに分岐して入れる、
飛び出し防止枠を取り付けた。後は産卵藻をセットして、オス鯉を入れ、１週間後にメスを入れる手順。
産卵藻を松戸さんから３本もらってきたので、今年は１７本を使用する。

１６．５．２１　産卵藻を今年は１７本を使用して産卵を
させる事にした。理由は黒仔を沢山採って希望者に
差上げようかな、と思っている。
組合せは昨年と同じで自家産昭和１０歳？およそ５０
ｃｍと大日昭和５歳およそ６０ｃｍ。
１週間後にメス自家産昭和５歳？およそ６０ｃｍを入れ
て産卵させる。

ミジンコ池に鶏糞５袋を池の浅瀬に追加投入した。

６０ｃｍ水槽のミジンコは未だ湧いていない。鶏糞の
量が多すぎたらしい。水槽から２０Ｌを抜いて薄めた。

１６．５．２２　松戸市矢切地区の河川に鯉の死骸が沢山浮いていると話にきいてミジンコ採取はドブ川も危険
と肝に銘じた。
早速、ミジンコ自家生産のためあらゆる容器を使用して行なう準備を始めた。
松戸さんの店のうらでポリ容器を並べてミジンコを発生させる、わが家にもタライや容器を使って行なう。
水は既に鶏糞を入れた６０ｃｍ水槽４個の濁り水を混ぜて使う。明日の天候次第で実行する事になった。

大胡さんの産卵は中止に決定。昭和の仔採りを経験しておきたい、という事で松観昭和の卵を提供する事に
なり、産卵成功の暁には産卵藻５本を約束してきた。天候、特に気温の推移にもよるが２７日頃の予定。

１６．５．２３　今日は朝からミジンコ孵化の準備に終始した。
まず、松戸さんの店の裏手に２４００ｘ９０ｘ７０ｃｍのＦＲＰ水槽を設置して、２５ｃｍの水張り、鶏糞溶液２０Ｌと
お店から１５００円売りのスイレン６鉢をいれた。
そして７０Ｌバケツ１４個を並べ、水張りと鶏糞溶液４０Ｌを混ぜてミジンコの発生を待つ。
鶏糞溶液とは６０ｃｍ水槽に一週間鶏糞を入れて茶色に濁った水のこと。
濃すぎて発生に時間が掛かりそうなので半分抜き取ってきたもの。あまり濃くない方が発生が早いと思った。

１６．５．２４　夕方に松戸さんからミジンコが孵化していると電話が入った。１９時頃は強い雨降りでミジンコ
ポリバケツの水は溢れてしまうだろう。ミジンコが発生すればいつでも産卵させても良い、あとは天候次第、
高い気温が続くならば直にでも出来る状態だ。
Ｔａｋｅ３も富無騒家さんも既に始まっているので、週間天気予報を見て決めよう。

１６．５．２５　ミジンコ発生場所の写真。
今朝に覗いて見たら壁に張り付いている僅かなミジンコを発見。２〜３日もすれば沢山のミジンコがわいて
来るだろう、と期待している。明日の朝にメスをセットして明後日に産卵させようと思う。

上段の水槽とポリバケツは松戸さんの店の裏手に設置したもの

下段の衣装ケースとポリバケツはわが家に設置。
スイレンを入れた衣装ケースはガレージに置いてあり車が入ると隠れてしまう。