16松観昭和2

 松観昭和 錦鯉のページ

16.5.26〜

新着情報

16.5.26 朝の7時にメス親を産卵槽へ入れた。
網で寄せて丸桶に取り込み、鯉を何回も持ち上げて腹を軽く圧迫して刺激を与えた後にオスの待つFRP
水槽に入れた。順調に行けば明朝には産卵するだろう。

午後になっても水温は20℃、この調子では追尾行動が遅れる。湯沸し器から40℃のお湯を注ぎ23.7どまで
水温を上げた所30分もしないうちに追尾が始まった。

午後10時、帰宅したらバシャバシャと水音を立てて産卵している様子。この調子なら明け方までには産卵は
終了しているだろう。明日の段取りを考えると今夜は眠れそうに無い。

16.5.27 5時半起床、産卵は完全に終わっている。
処置手順としては、マラカイト・グリーン小さじ1杯を500mmペットボトルに、水を8分目まで入れてよく振って
水溶液を作った。
タライに水を張ってかなり濃いマラカイト水溶液を入れておき、産卵藻を5分間程度浸してから孵化水槽に移す。
親鯉を取上げて桶で水洗いをしてから池に放す。
産卵池の水を抜き、水道水を強く掛けて汚れを流し、新水を張ってマラカイト水溶液を全部入れて消毒し、
エアーを入れて終了。
孵化水温を25℃に設定し3日間で孵化予定。卵の数が少ないので3箇所に縮小して孵化させる。
大胡さんへ7本の産卵藻を持参。

16.5.28 産卵2日目、孵化水槽の水が泡たっていると、腐敗が進んだと判断してマラカイト水溶液を入れる。
水槽の水に薄い色が付く程度、目分量であるが、マラカイトの毒性は24時間程度で無くなると聞いているので
明日に孵化しても今は入れても大丈夫と計算している。
卵は白濁してくると無精卵で今後は腐敗するだけ、半透明の卵は孵化する見込み。2日目ではハッキリと解ら
ないが多少の無精卵があるようだ。
ガレージの自家産ミジンコは未だ発生していない。午後に松戸花店裏のミジンコを見に出かけたが量が少なく
4日先には使い始めたいが果たして大丈夫だろうか、チョッと心配である。

16.5.29 孵化に失敗した。 いわゆる無精卵であった。 オスは昨年と同じ2本掛けであるが、オスの精子が
働いていなかったと思う。21日にオスをいれ、26日にメスをいれたタイミングに誤りがあったとも思えない。
強いて考えるならば、オス鯉も19日までは餌をたべていた、それまでの水温は19℃前後でやや低かったこと。

松観昭和の系統は今年に限って断念する事になりました。

16.6.2 孵化に失敗したFRP水槽におよそ2000匹の稚魚を発見、ラッキイ〜とおもい早速黒仔選別を
行い、600匹の黒仔を取り出した。本命の仔なので本当にラッキーであった。
FRPに池の水を流し込んでいたので濾過槽へかなりの数が流れているのであと100匹位は拾えるだろう。
急遽、ミジンコ池を探ってみたが湧いていない。池には鶏糞15袋を撒いてあり水が茶色に変色しているが
湧くのか、否か不明。ここがハッキリしないと再チャレンジに踏み出せない。
FRP角桶の中には十分に湧いているので取り合えず湧いていない桶に種ミジンコとして少しずついれ、残りを
黒仔に食べさせるように持ち帰った。

16.5.3 自家産ミジンコの湧きが順調なので一昨年の組合せで再度産卵させようと準備を始めた。
飛び出し防止枠を張り付け、参卵藻12本を使い、オス鯉は前回の自家産10歳と大日5歳をもう一度使う事に
決めてセットした。

16.6.4 メス鯉を桶に採り、腹を圧迫して刺激を与えてから産卵池にいれた。
このメスは3年前、千葉県振興会の競売会で入手して2年ほど卵を採った事がある。残念ながら黒仔の出現率
が悪くて採るのを止めていたが、今年は仕方なく産卵させた。
この鯉の仔で県大会15部準優賞を取った実績がありTOPの看板写真が載っている。

16.6.5 産卵完了、産卵池に泡が沢山出ていたので受精は大丈夫だろう。オスの2度目は初めてなので
上手く受精出来るのか、一抹の不安はあるが他に使えるオス鯉がいないのでやむを得なかった。
KHV流行のご時世では他の人から借りるのも不安であり、100%の確立で安心出来るのは自分の池だけと
決めているし、3週間の隔離飼育が出来ない親鯉は鎖国政策の対象になる。

16.6.6 孵化はFRP水槽に産卵藻5本、90cmに3本、60cmに2本を加温して孵化させる。お遊びに甕と各桶に2本を加温なしで行なう。
25℃の水温で孵化体制に入ったが90と60cm水槽の水が少し濁ってきたので70%の水換えを行なう。
100%の水換えをすると何分間か水換えの間、卵が乾いてしまう危険があるからである。

16.6.8 90cm水槽の孵化が確認出来た。まだ泳がず、壁に張り付いているだけで数がわからない。
60cm水槽は水の腐敗が早く何回も水換えをしたが間に合わなかったようだ。孵化した数匹を確認したが
この程度では期待出来ない。産卵藻2本を入れたのが裏目に出たようだ。
FRP水槽も水の腐敗が早く2度の水換えでも良くならず、池から垂れ流しに入れて少しずつ入換えを行なって
いるが果たしてどの位の毛仔が生き延びている事か、明日も垂れ流しを行なってみる。

.16.6.15 2回目の産卵・孵化までは成功したものの、その後が悪く全滅して今期は見込みが立たなくなって
最終的に仔採りを断念します。

FRP水槽=孵化後7日目に黒仔選別を行なう準備として孵化後の水温25℃から毎日1℃ずつ下げて7日目に
全滅した。
最低気温が18℃位なのでヒーターを止めた次の朝から毛仔が死に始め翌朝には1匹も残っていなかった。
水温の引下げについて行けなかったのだろうか。

90cm水槽は23℃のまま黒仔選別を行い、60cm水槽にプールしてミジンコを与えていたが2日目に全滅した。
原因は全く判らない。
黒仔選別はいつも生後7日目位に行なっていることで、選別2日後に死んだのも初めてのこと。

今年は最初の大胡さんの産卵からつまずいてしまい、自分の所では孵化せず、やり直しも上手く行かず、何処に
原因があるのかも判らず、面目ない次第。

救いはミジンコをわが家のなかで発生させる事が出来、河川のミジンコ採りをしないで済むと言う事はKHVの
脅威から逃れられる目途がついた事である。

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16年度松観昭和の失敗により終了、来年に期待

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