１５年度松観昭和　�Y

１５．８．３０〜１５．９．７

１５．８．３０　FRP水槽の選別を行い昭和・紅白・白写りなど８０匹を残す

体長７〜８ｃｍまで成長している。昨年と比較してみると緋厚があるように感じる、と選別を手伝ってくれた
杉浦さんが感想を述べてくれた。

緋模様だけを基準にして拾ったもの
写真下の丸天２段３段模様の鯉が一番目に付いた
まだ、小さいので隅々まで見極めるまではゆかない

FRP水槽の頭まわり　８匹

昭和から出た紅白は一説によると後から墨は出ない
らしい。しかし本道ではないと思う。

昭和出の紅白

１５．９．１　選別したFRP水槽は数を減らしたのでかなりスッキリしているが、やはり、餌食いについて数が
少ないので寄り付きが悪い。冷凍赤虫をやると直ちに寄り付くのは「美味い餌」を良く知っているから、、呆れて
しまう。「東山レッド」を潰してやってみたところ食いつきが良かったので続けてみる。

９０ｃｍ水槽は小さめの物をいれているので冷凍赤虫を多めにやっている。数も１００匹位入っているので人影を
見ると一斉に上って来る。ある程度の匹数が稚魚を大胆にして餌食いが良いのだが成長促進には薄飼いが
良いので効果的な匹数バランスが難しい。
餌は５種類を与えているので汚れも早く、上面濾過は１日おきに掃除、底面濾過は２週間毎に、水は毎日５０％を換えている。

１５．９．２　松戸さんの店に１トン用FRP水槽を設置するため、手伝いに出かけた。猛暑のなかで水槽の移動と
まわりの整理で全身汗ダク状態。この水槽に松観昭和を入れて松戸さんに楽しんでもらうつもり。
５年前までは子取りをされていたが花屋が忙しく、自宅の池でも十分に楽しんでいないため店に１トン水槽を
持ち込んだ。さいわい１５０匹くらいの稚魚がいるので９月末ころ１００匹くらいを持ち込む予定にしている。

１５．９．３　朝から暑さが厳しく、９０ｃｍ水槽の温度が３０℃を越えるだろう。稚魚は元気だしエアーを多めに
入れて餌も２時間置きにクランブル、顆粒浮き餌、乾燥ミジンコ、冷凍赤虫などバンバンやっている。
上面濾過槽は１日おきに洗浄し、飼育水は毎日６０％以上を汲み置きの水で入換えている。
管理は十分と思うがおよそ１００匹近くの数が入っているので伸びが遅いように見える。

１５．９．４　杉浦さんと二人で鈴村さんにチャンピオン１２Kｇを届けた。自動給餌器を設置してから餌は確実に
消費している。残念ながら青みずになって鯉は見えなかったが、餌が残っていない所を見ると確実に食べて
いる。殺菌灯の有効時間をオーバーしたのだろうか、アオコが取れない。電球交換が必要らしい。

次に松戸さんを訪ねた。１トンFRPは手付かずで飼育準備が進んでいない。９月末日頃に稚魚１００匹くらいを
持ち込む予定を伝えた。
あと１ヶ月弱の間に１０ｃｍくらいまで育てておきたいが１０cmまでには伸びないかも知れない。

１５．９．７　FRP水槽の稚魚は７〜１０cmくらいまで成長している。与えている餌はひかりジャンボと東山レッド
を潰してから撒いている。潰すと1/3は沈んでゆくので寄り付きが良い。

９０ｃｍ水槽は５〜６ｃｍと小さいがどの餌を撒いても直ぐに上ってきて良く食べる。混雑が目立つので大きめの
稚魚をFRPに移動させた方が早く成長するだろうから近々やってみよう。