15年度 松観昭和U 

 松観昭和 錦鯉のページ

15.6.18〜15.7.16

15.6.20 明日から1泊旅行に出かけるので、水槽の黒仔をFRP水槽に8割方移動させた。
FRP水槽は水量も多く、ミジンコの生育も良くて餌が切れても何とか生き延びてくれると思っている。

15.6.19 強風が吹き荒れてFRP水槽の中にトマトが植えてあるプランターが落ち込んで土がかなり
底に積もっている。
幸い殺虫剤などの薬品が使われていないので稚魚に影響はなさそうだ。野池などでは肥料を撒いている
ようだから少量ならば大丈夫と思う。

15.6.22 帰宅してみるとFRP水槽の水がだいぶ汚れてきたようだ。底に土やゴミなどが積もっている。
濾過出きないので底水抜きと新水注入で対処するしか方法が無い。底水を抜く時に黒仔を流さない工夫を
考えてみる。

15.6.24 ミジンコが消えたので早速ドブ川に採りにでかけた。今のミジンコは少し硬い感じのミジンコで
パサついているが黒仔も大きくなっているので食べると思う。
黒仔も大きなものは2cm以上あり割れ目模様が見え始めているが選別にはまだ早い。

15.6.16 FRP水槽の赤仔がだいぶ大きくなって黒仔を脅かしている。産卵槽の水が良かったので孵化し
た稚魚を流さずに赤仔を抜き取って、黒仔を放流したのだが沢山の赤仔が残っていた為今になって危険な
状態になってきた。共食い・餌が不足すると大きな魚は小さな魚を食べてしまう事があるのでふんだんに餌を
与えておく事が大切だ。

15.6.27 赤仔を抜き取る作業を行なった。赤仔は良く見えるので網に掬って7cmタモで赤仔だけを掬い
取る方法で100匹位を抜き取る事が出来た。大きな赤仔は4cmにもなっている。黒仔でも4cm位のものも
いるが成長は赤仔の方が早いように思う。
赤仔に食べられるミジンコの量を減らせば黒仔の食べるみじんこの量が多くなる計算だ。

15.6.29 この時期はミジンコの有無が最大の関心事だ。昨日は雨降りでミジンコをとりに行けず今朝は
雨上がりでほとんど採れず水槽のミジンコが絶えてしまったのでミジンコのいない間に水換えを行なう。
90cm水槽の底にはヘドロが溜まりつつあるので石油ポンプを使って底水を抜き取る。上面濾過のストレナー
に細かい網を被せて吸込まれないようにしながら濾過を行なう。1時間で飼育水はきれいになった。

FRP水槽には赤仔がまだ残っているので取り除くが逃げ足早く取りきれない。餌台を置いて稚魚用クランブルを
与えるがまだ食べようとはしない。2〜3日経てば寄ってくるだろうから様子を見ながら人口餌に慣らせて行く。

15.6.30 孵化してから1ヶ月になる。黒仔は1cm〜3cmとバラツキがあり大きなものは黒地に割れ目が見え
はじめている。選別はもう少し先になるが、稚魚の数がずいぶんと減っている感じがする。
FRP水槽の水の匂いが強くなって悪化している様子、底水を石油ポンプでバケツに8杯ほど抜き取り池の水を
足しこんだ。底水は相当悪くなっていて危うく殺してしまうところだった。手をこまねいていては取り返しのつか
ないことになってしまう。

15.7.2 餌台の近くに大きめの稚魚が集まりつつある。稚魚用クランブルを落しても追う仕種は見せないが
餌が足りない時には食べてくれるだろう。
ムックリワークと稚魚用クランブルと乾燥ミジンコを適当に与えているがまだミジンコが必要で毎朝採りに行くが
思うようには採れず成長にバラツキが出てる。
最近は黒仔が見える大きさになってきてるので覗き見る回数が増えている。黒仔の数は思っていたような数は
いないようだ。Tcm未満の小さなうちは死骸が浮いているのを多く見ていたが成長して来て全体的に残って
いる数は千匹程度かもしれない。なぜ、なぜ、こんなに少ないのだろう、凄く心細くなってきた。

15.7.3 日の当らない90cm水槽からFRP水槽へ
移動させた。
2cm位に成長しているが成長の遅れている黒仔も
目に付く。
ランチュウなども黒仔から赤色になるときは日光に
当たる方が色が良く出る、と聞いているので鯉も
同様に色が出るときは当っているほうが良いのでは
ないかな、と思っている。

FRP水槽に集中するメリットとデメリット
餌が少ない時に集中していると餌を分割しなくて良い
アクシデントが有ると全滅してしまう。

15.7.4 餌台と黒仔
発泡スチロールを切り抜いて浮かべ下に受け皿を吊
るしたもの。
設置3日目にはほとんどの黒仔が集まっている。
発泡スチロール枠の中に粉餌をまいても全体に広が
らないように浮かせてある。

赤い稚魚は採り漏れたもの大きさを見るのには丁度
良い。

15.7.5 大きさは2cmが半数を占めているのでミジンコが取れない今は食べそうなものは全てやっている。
餌台の上から「稚魚用クランブル」を落とし、「乾燥ミジンコ」を指ですり潰して浮かせ、なお「ムックリワーク」を
浮かせ、「冷凍ミジンコ」を浮かせている。
今日は冷凍赤虫1kg950円を買ってきたので明日から大きな稚魚に食わせて少ないミジンコは小さな稚魚に
食わせる。思うとおりに行かなくてもいいから、とにかく2cmの稚魚を早く4cmにして選別をしたい。そうすれば
無駄な稚魚に餌をやらずに済むし、少々高い餌でも総量が少なくて済むからだ。
50gミジンコパック残り20個、1日2個ずつ与えて10日しか持たない。100gミジンコパックは480円もする。

15.6.9 ドブ川のミジンコは全く採れなくなったので、生きたミジンコを与える事をやめて濾過を始めた。
濾過は60x60cmの濾過槽にメッシュを沈めて、もう一つには固形リフレッシュ、さんご、黒真珠を使い100w
水中ポンプで水を回転し食べ残しが多いのでどうしても水を悪くする為、底水を頻繁に抜いて水温の変化を
避けるため新水は少しずつ入れる。
現時点で人工の餌を食べられないような小さな黒仔は益々成長が遅れ、選別時に捨てられる事になる。

15.7.11 与えている餌は、冷凍ミジンコ100g・乾燥みじんこ小さじ4杯・冷凍赤虫100g・稚魚用クランブ
ル小さじ4杯。4cm以上の数はおよそ200匹、どうしてこんなに少なくなってしまったのか?
途中からミジンコが十分にやれなかった事と、「とび」を取り除かなかった事が共食い現象を招いたと思う。

黒仔は4cm位になって黒地の割れ目に白地を見せて始め、黒と白のまだら模様になりつつある。
このまだら模様の稚魚が型付き昭和三色に成るので選別する時は「まだら模様の稚魚」を拾う事になる。
黒地にやがて黄色が乗り、白地はそのまま白地で残り、墨はまだどこに出るのか、あるいは出ないのか
判らない。黄色は段々と赤くなる。この時期が最も夢の膨らむときである。

15.7.12 ここ2日ほど気温が高く水温25℃を越えて飼育水の匂いが強くなった。餌の食べ残しが多い
ためにどうしても水が悪くなる。濾過槽の掃除をして水温を下げないように少しずつ新水を入れる。

15.7.16 水の匂いがかなり強く選別時期が来ているようだ。毎日、バケツ5〜6杯ずつ池底の水を吸出し
ているが食べ残しを散らかしているのが原因。
稚魚の場合は餌が常に食える状態にしておくため、溶けたりして無駄になる量が多くなりすぐに水を悪くする。
友人の杉浦さんに手伝って貰うことにして18日朝から選別を行なうことにした。

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