田中養鯉場 田中義紀氏のページ

新潟県長岡市蓬平町甲1310

田中養鯉場 田中義紀さんの池上げ風景(13.10.14)

H13年は例年より早く作業が進んでいて、預け鯉の入った池だけを揚げた。
前日から水位を落として、引き網で鯉を寄せて1匹ずつ水槽車へ運ぶ。
作業はきついが自分の鯉が大きくなって揚った時は本当にうれしい。

田中義紀さん H7.7.7

大正三色の選別風景
引き網で掬い取った稚魚を涼しい所で選別をしている
生後45日くらいで1次選別をするが残す鯉、捨てる鯉の判別が出来ない。経験的に覚える事しか方法がない。

96.10.14 池揚げ風景

今日はこの池を揚げる、前の日から
水位を下げてある。
水位を下げ過ぎると狸などに鯉が
食われてしまうので注意しなければ
ならない。

鯉を揚げる位置を決めて引き網を
引く。

網の下側を足で抑えながら引く

途中、鯉が逃げ出さないように
見ながら引いてゆく

鯉を逃がさないようにグルリ
と引いて網で囲いこんでゆく

鯉を囲い込んだら飛び出しに注意
引き残しや飛び出した鯉のため
2〜3回繰り返して行う。

鯉を捕まえたらビニール袋に入れて
水槽車まで運ぶ。
それまで運搬係りは引き網を眺めて
いる至福のひと時である。

泥池に放流

明け2歳を選別して、たて鯉を決める
匹数は池の大きさによって決めているが
やはり、薄飼いが望ましい。
厚飼いは成長の遅れや病気の発生を
招くおそれがある。
しかし、経済的効率や、鯉のに対する
思い入れとの兼ね合いが専業者に
とっては難しい問題となる。

放流する時は池の水を袋に入れて
水温をあわせる為に静かにゆっくりと
時間を掛けて行う。
水温の温度差が鯉にとっては大きな
問題であるから鯉の体力と順応力に
頼るしか、方法がない。

水温合わせが出来たら、いよいよ
放流である。
秋までしっかりと餌を食べて丸々と
太って来いよ。
放流してしまうと、途中では何もする
ことが出来ないので秋の池揚げを
期待するのみ。

95.5.5

稚魚池の餌やり

95.7.7

稚魚は土手に近い浅瀬に固まって
泳いでいることが多いので、そこに
餌をまく。1箇所にまかず池の周り
全部にまくのが良い。
これから、選別のため何回も引き網を
するので防鳥ネットは様子をみて張る
ことになる。

2歳以上の大きな鯉は浮き輪の中に
餌を投げ入れて食べさせる。
浮きえさなどは風に流されて岸辺に
流れ着くためその餌を鯉が食べようと
岸辺に近ずいたりすると、狸などが
鯉を狙って傷つけたり持ち去ったりして
大きな被害を蒙る。

鯉に逢いたくて

95.7.7

泥池に預けた鯉の様子を見ようと
新潟までやってきた。
一度、放流すると秋の池揚げまで
どうしようもないのだが、餌やりの時に
少しでも見られたらいいな〜なんて。
実際には見られなかったが、泥池の
状態は薄い緑色の素晴らしい水で
アクシデントがない限り秋の池揚げは
期待できる。

手前が松戸さん、後側が杉浦さん

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